Flower trip Vol.62 [2Kの画日記]
花旅寫眞 続いてます
隅田公園 続いてます
そういえば 可愛い色の紫陽花が多かったんですが
墨田の花火 あんまり良いのが無かったんですよねぇ
結局 ここでは墨田の花火撮らなかったなぁ
『東京タワー』
仕事中 電話が鳴る
ハイ 〇〇（社名）です
お世話様です 優子です
あっ お世話様です どうされました？
今日の夜 会社の若手だけ集まり 飲み会があるんです 来られませんか？
今晩ですよね？ 時間は？
７時に錦糸町駅前に集合ですけどお迎えに上がりますから 丸井の前で待ってて貰えませんか？
でも、僕 車通勤なので飲めませんよ それでも宜しいですか？
解ってます 車でいらして下さい そう思って丸井の前が良いと思ったので
解りました 遅刻しない様に 伺います
社長！ 今日、飲み会があるので来て欲しいと電話頂いたので早めにあがります
経費出ます？
明日、領収書持ってこい！
え～ 月末でお金なんかありませんよ～ も～
夕方になり 本日出荷分の荷造りをする
ふと思う 今日、電話の後に担当が営業に来たが 飲み会の事なにも言ってなかったな、、、
まあ、あいつの事だ 忘れただけかもしれないな、、、
作業をいつもより早めに片付け ６時半に会社を出る為に 日報もそこそこに書き込む
ただでさえ 読みづらい字が滅茶苦茶だ、、、
それじゃ あがりま～す お疲れ様でした！
お～ お疲れ！
車に乗り込みエンジンを掛ける ラジオから 安里のオリビアを聴きながら が流れる
あ～ 今日も疲れたな、、、 これから飲み会か、、、 それもなんだかな～
アイツの誘いじゃ断るけど アシスタントの優子さんからの直々の電話じゃ断れないし、、、
ってか 夢の様なお誘いだよな～
やっぱりこの時間は混んでる 小松川橋に出るまでに どれだけ掛るんだろ、、、
ようやく SEIKOだ、、、 あと少し 週末だから混むのも仕方ないのか、、、
四ツ目が見えてきた これを超えれば・・・ あ、、、信号、、、
そうそう ポーチュガルポーチュガル 汗臭いって言われたくないしな
助手席側の窓を降ろす
こんばんは～ 彼女が微笑む
すみません ちょっと混んでて ５分程遅れてしまいましたね、、、 本当にごめんなさい
乗って良いですか？
あ～ すみません 乗っちゃって下さい
ドアを閉め 彼女は一言
ずっとこの車に乗ってみたかったんですよ そう言って 微笑む
え？ そうだったんですか？ ところで何処か駐車場知ってますか？
飲み会の会場はどの辺ですか？ 近くに止められれば良いけど、、、
とりあえず 真っ直ぐ行きましょう
え？ このまま１４号を走りますか？ それた方が駐車場があるんじゃないですか？
良いんです このまま真っ直ぐ進みましょう そー言ってまた微笑む
三つ目通りを過ぎた辺りで 聞いてみた 会場は両国ですか？ あの辺も飲み屋さん多いし
黙って外を見ていた彼女が 突然こちらを向き
ごめんなさい 私 嘘をつきました
え？ なにが？
今日は本当は飲み会なんかありません ごめんなさい そう言って 前に向き直し 深々と頭を下げる
え？ え？ どういうことですか？
あなたが 〇〇君を訪ねて うちの会社にはじめて来た時から 好きでした
一瞬固まった
なんて返して良いのか 頭の中が真っ白になるほどの驚きだった
あ～ え～っと、、、
あなたが 初めて来た日の事 覚えてますか？ 彼女が切りだす
はい、、、
あの日 真っ黒に日焼けした肌に おへそが出そうなタンクトップ
なにより可愛い顔立ち 一目で恋してしまったの
恥ずかしそうに でも しっかりとした口調で話す彼女
パニック状態が悪化する頭 どう答えれば良いのか検討もつかず、、、
ねぇ～ 東京タワーが見たいわ
彼女が言う
我に返り
あ～ そうですね お互いの事まったく解らないし ドライブでもしますか
ちょっとホッとした
持ってきたテープがあるの、、、掛けて良い？ そう良いながらバッグをあさる彼女
これね、今日の為に録音してきたんだよ
また微笑んだ・・・
最初に流れてきた曲は 岡村孝子のピエロだった
今日で逢うの何度目だと思う？
彼女が話し出す
え～ まだ１０回くらいですよね？ いつも〇〇が納品に来てくれるし優子さんとは
いつも電話かFAXでのやり取りだし
そうなの まだね12回目なんだよ はじめて逢うまでに３ヶ月間 電話とFAXでお仕事はしてたのに
良く覚えてますね 僕が入社して 半年しですからね 逆算するとそんなもんですね
ねぇ～ はじめて逢った日の事は覚えてる？
覚えてますよ～ 〇〇に紹介された時に 僕の方こそ驚きましたもん
なに～ それって声と顔が一致しなくて変だったって言うんでしょ～！
いや そうじゃなく あまりの綺麗さに驚きました 本当にです
またまた～ 嬉しいな～
嬉しいな～って言われても こっちの混乱は収まらない、、、
彼女はテープに入れてきた曲を １曲ずつ説明してくれた
僕はただ そうなんですか～ と答える 日比谷花壇の前を通過しもう直ぐ東京タワーだ
食事どうしよ～ お洒落な所じゃないと、、、 こんなの経費落ちねぇ～じゃん、、、
自分でも訳が解らないほど動揺している そもそも東京タワーなんて何があるんだ、、、
着きましたよ優子さん
彼女が微笑む
本当だ～ 凄いね～
あなたの方が凄いって！ そう思いながら 車から降りる
ドアを閉めたら 横には彼女が居て いきなり腕を組んできた
一瞬たじろぐ僕に 彼女は良いでしょ？ また微笑んで見せた
断る理由なんか微塵も無いが どう考えてもこれほど美しい女性が俺の腕に絡みつき
頭を寄せて来るのは不自然だ・・・
ね～ ガム食べる？
そー言って 差し出すガムはクールミント
それって辛いヤツですよね？ 僕は２つ上の彼女に敬語で聞く
今日で12回目を数えた二人の関係は 僕が客 彼女は取引先の担当付きのアシスタント
歳も２つ上だと聞かされていたので いつも敬語で話していた
辛い？ 甘いじゃんこれ～！ 膨れてみせる彼女
そうは言っても～ グリーンガムでも最近食える様になったばかりだし、、、
男の子でしょ！ そう言ってガムを手渡し 歩き出す
腕を組まれた僕は引っ張られ彼女のなすがまま
早く食べなよ～
あ～ 解りました 食べますよ～
口に放り込む それを見て彼女が微笑む
ね～ 見て見て 凄いね～
上を見上げると 彼女がぎゅっと強く腕に絡み付いてきた
凄いですね～ どうやって作ったん・・・・
甘く 長い とろける様な 接吻だった・・・
ハイ 〇〇（社名）です
お世話様です 優子です
あっ お世話様です どうされました？
今日の夜 会社の若手だけ集まり 飲み会があるんです 来られませんか？
今晩ですよね？ 時間は？
７時に錦糸町駅前に集合ですけどお迎えに上がりますから 丸井の前で待ってて貰えませんか？
でも、僕 車通勤なので飲めませんよ それでも宜しいですか？
解ってます 車でいらして下さい そう思って丸井の前が良いと思ったので
解りました 遅刻しない様に 伺います
社長！ 今日、飲み会があるので来て欲しいと電話頂いたので早めにあがります
経費出ます？
明日、領収書持ってこい！
え～ 月末でお金なんかありませんよ～ も～
夕方になり 本日出荷分の荷造りをする
ふと思う 今日、電話の後に担当が営業に来たが 飲み会の事なにも言ってなかったな、、、
まあ、あいつの事だ 忘れただけかもしれないな、、、
作業をいつもより早めに片付け ６時半に会社を出る為に 日報もそこそこに書き込む
ただでさえ 読みづらい字が滅茶苦茶だ、、、
それじゃ あがりま～す お疲れ様でした！
お～ お疲れ！
車に乗り込みエンジンを掛ける ラジオから 安里のオリビアを聴きながら が流れる
あ～ 今日も疲れたな、、、 これから飲み会か、、、 それもなんだかな～
アイツの誘いじゃ断るけど アシスタントの優子さんからの直々の電話じゃ断れないし、、、
ってか 夢の様なお誘いだよな～
やっぱりこの時間は混んでる 小松川橋に出るまでに どれだけ掛るんだろ、、、
ようやく SEIKOだ、、、 あと少し 週末だから混むのも仕方ないのか、、、
四ツ目が見えてきた これを超えれば・・・ あ、、、信号、、、
そうそう ポーチュガルポーチュガル 汗臭いって言われたくないしな
助手席側の窓を降ろす
こんばんは～ 彼女が微笑む
すみません ちょっと混んでて ５分程遅れてしまいましたね、、、 本当にごめんなさい
乗って良いですか？
あ～ すみません 乗っちゃって下さい
ドアを閉め 彼女は一言
ずっとこの車に乗ってみたかったんですよ そう言って 微笑む
え？ そうだったんですか？ ところで何処か駐車場知ってますか？
飲み会の会場はどの辺ですか？ 近くに止められれば良いけど、、、
とりあえず 真っ直ぐ行きましょう
え？ このまま１４号を走りますか？ それた方が駐車場があるんじゃないですか？
良いんです このまま真っ直ぐ進みましょう そー言ってまた微笑む
三つ目通りを過ぎた辺りで 聞いてみた 会場は両国ですか？ あの辺も飲み屋さん多いし
黙って外を見ていた彼女が 突然こちらを向き
ごめんなさい 私 嘘をつきました
え？ なにが？
今日は本当は飲み会なんかありません ごめんなさい そう言って 前に向き直し 深々と頭を下げる
え？ え？ どういうことですか？
あなたが 〇〇君を訪ねて うちの会社にはじめて来た時から 好きでした
一瞬固まった
なんて返して良いのか 頭の中が真っ白になるほどの驚きだった
あ～ え～っと、、、
あなたが 初めて来た日の事 覚えてますか？ 彼女が切りだす
はい、、、
あの日 真っ黒に日焼けした肌に おへそが出そうなタンクトップ
なにより可愛い顔立ち 一目で恋してしまったの
恥ずかしそうに でも しっかりとした口調で話す彼女
パニック状態が悪化する頭 どう答えれば良いのか検討もつかず、、、
ねぇ～ 東京タワーが見たいわ
彼女が言う
我に返り
あ～ そうですね お互いの事まったく解らないし ドライブでもしますか
ちょっとホッとした
持ってきたテープがあるの、、、掛けて良い？ そう良いながらバッグをあさる彼女
これね、今日の為に録音してきたんだよ
また微笑んだ・・・
最初に流れてきた曲は 岡村孝子のピエロだった
今日で逢うの何度目だと思う？
彼女が話し出す
え～ まだ１０回くらいですよね？ いつも〇〇が納品に来てくれるし優子さんとは
いつも電話かFAXでのやり取りだし
そうなの まだね12回目なんだよ はじめて逢うまでに３ヶ月間 電話とFAXでお仕事はしてたのに
良く覚えてますね 僕が入社して 半年しですからね 逆算するとそんなもんですね
ねぇ～ はじめて逢った日の事は覚えてる？
覚えてますよ～ 〇〇に紹介された時に 僕の方こそ驚きましたもん
なに～ それって声と顔が一致しなくて変だったって言うんでしょ～！
いや そうじゃなく あまりの綺麗さに驚きました 本当にです
またまた～ 嬉しいな～
嬉しいな～って言われても こっちの混乱は収まらない、、、
彼女はテープに入れてきた曲を １曲ずつ説明してくれた
僕はただ そうなんですか～ と答える 日比谷花壇の前を通過しもう直ぐ東京タワーだ
食事どうしよ～ お洒落な所じゃないと、、、 こんなの経費落ちねぇ～じゃん、、、
自分でも訳が解らないほど動揺している そもそも東京タワーなんて何があるんだ、、、
着きましたよ優子さん
彼女が微笑む
本当だ～ 凄いね～
あなたの方が凄いって！ そう思いながら 車から降りる
ドアを閉めたら 横には彼女が居て いきなり腕を組んできた
一瞬たじろぐ僕に 彼女は良いでしょ？ また微笑んで見せた
断る理由なんか微塵も無いが どう考えてもこれほど美しい女性が俺の腕に絡みつき
頭を寄せて来るのは不自然だ・・・
ね～ ガム食べる？
そー言って 差し出すガムはクールミント
それって辛いヤツですよね？ 僕は２つ上の彼女に敬語で聞く
今日で12回目を数えた二人の関係は 僕が客 彼女は取引先の担当付きのアシスタント
歳も２つ上だと聞かされていたので いつも敬語で話していた
辛い？ 甘いじゃんこれ～！ 膨れてみせる彼女
そうは言っても～ グリーンガムでも最近食える様になったばかりだし、、、
男の子でしょ！ そう言ってガムを手渡し 歩き出す
腕を組まれた僕は引っ張られ彼女のなすがまま
早く食べなよ～
あ～ 解りました 食べますよ～
口に放り込む それを見て彼女が微笑む
ね～ 見て見て 凄いね～
上を見上げると 彼女がぎゅっと強く腕に絡み付いてきた
凄いですね～ どうやって作ったん・・・・
甘く 長い とろける様な 接吻だった・・・
フィクションです
(。・_・。)２ｋ さん
this and that
お仕事のホームページです
水元公園 かわせみの里
小説家になれるかも？
目指せ印税生活？（ﾟ□ﾟ）
by 英ちゃん (2020-06-19 00:13)
ノンフィクションでしょ？（笑）
by coco* (2020-06-19 00:14)
あうっ。
そういえば、うちの元奥様も、最初にあった時から好きだったって言ってましたけど。。。
by 足立sunny (2020-06-19 00:17)
うふふふふ。。
一気に読んじゃいましたよん！！
暫くこのシリーズ続きそうですね。
楽しみにしています！！♪～
by 向日葵 (2020-06-19 00:21)
フィクションなんですねー（笑
続きもあるのかな？
by cheese (2020-06-19 01:18)
キスはセックス以上に官能的な愛の行為となり得るといつも思うわたしです・・・。 ＲＵＫＯ
by 末尾ルコ（アルベール） (2020-06-19 03:43)
テープかけるの、懐かしいですね～
ドイツにならそういう車、今でもありそうですけど。
by めぎ (2020-06-19 03:57)
写真が色あせて見えます。
写真家やめて小説家になったほうがいいですね。
by 斗夢 (2020-06-19 05:44)
この曲、今でもよくラジオで流れます＾＾。
クールミント、グリーンガム・・・このデザイン、好き。
by Inatimy (2020-06-19 06:38)
優子さんシリーズに嵌まりそうです(笑)
by リュカ (2020-06-19 08:55)
いやー、なかなかこのシリーズ、良いですね。はまる、はまる。
by ChatBleu (2020-06-19 09:16)
妄想と夢と現実が微妙に入り混じっている気がしますよ・・・( *´艸｀)
by marimo (2020-06-19 12:10)
あ～！だまされた！！"(-""-)"
by coco030705 (2020-06-19 12:52)
典型的な美人局ですね！いや新興宗教の勧誘か？あるいは高額な絵画の販売？
私は学生時代むさいデブ男二人に新興宗教の勧誘を受けた記憶がありますが美人さんのお誘いというのは残念ながらないです。
クールミントガム懐かしいですね～ブルーベリーガムとかもありましたよね
by 青い森のヨッチン (2020-06-19 13:13)
こんにちは＾＾
甘い恋のお話、又聞かせてくださいね＾＾
by いろは (2020-06-19 14:25)
ふふふ＾＾
今身近に想像を掻き立てる「優子さん」がいらっしゃると見た！！
ポーチュガルにちょっときゅん♡としちゃいました。
そういう時代があったなぁって・・・
by ちぃ (2020-06-19 15:08)
読んでいたら･･･
駅員3さんの小説を思い出しました。。。よ。。。
by 横 濱男 (2020-06-19 16:31)
いいな。こういう状況経験できて、うらやましすぎますね。フィクションでも、想像をかきたてるような素敵な女性が近くにいるんですね。
by テリー (2020-06-19 17:25)
どこが膨らんだのか気になりました。
by ゆうみ (2020-06-19 19:38)
優子！！肉食だなっ！
by ミケシマ (2020-06-19 23:24)
いやいや
「なにより可愛い顔立ち」ってところで
ノンフィクションってこと
ばれてます !(^^)!
by らしゅえいむ (2020-06-20 00:25)