かわいいひと [2Kの画日記]























浦安郷土博物館 続いてます



ここ行くと 真っ白になった鮭が喰いたくなるんだよね


最近 あんまり見かけないよね











9月4日


ですね



梅雨が終わりになった頃


お寺さんからお手紙が届きました


母の23回忌のお知らせでした


あっと言う間ですね




母 58才で亡くなってます


もうちょっとしたら追い付いちゃいます


どうりで 年取るはずです




前に こんな記事を書いてます







 2001年の5月 あるCDを購入した 

 毎年、2月の後半から5月いっぱいは仕事が忙しく 休みはGWまで無し

 GWで一息ついたら また5月いっぱいまで正確には7月の中旬までは忙しい

 体はヘロヘロ 精神的にも追い詰められては解放されるの繰返しをその間強いられる

 このCDを購入した理由は疲れている自分に活を入れるため 

 確か、前年からウルフルズがカバーした坂本 九のヒット曲『明日があるさ』を聴くためだった

 

 ある日、間に合わない納期をなんとかするために 足立の下請けまで車を飛ばしていた

 精神的にもボロボロで、ここで乗り切らなければ その次の仕事がより辛くなる

 そんな事を思いながらも 頭を軽くしたくてボリュームを上げた

 

 その時 流れてきた 明るく弾けるリズム  それまでも何度も聴いていた曲だった

 頭をからっぽにして聴いていると  あれ・・・  もしかして・・・

 それまで タイトルから彼女の事を歌った歌だと思って居た

 惚気た ウルフルズ特有の軽いながらも何かメッセージのある歌だと思っていた

 

 『ヒマはないけど いつかまた ハワイでも行きませんか かわいいひと』 

 そのフレーズを聴いた途端 涙で前が見えなくなり車を寄せて大声で泣いた

 ウルフルズ 『かわいいひと』 母親を歌った曲だった

 

 子供の頃から 病気や怪我で入退院を繰り返し 物心付いた、やんちゃ盛りには

 あってはならない所にもお世話になり 散々、かあちゃんを泣かせてきた

 

 

 ’97年の正月明けに 胃癌で胃の半分を取った親父 

 幸い初期の癌で 夏には復活した親父  そんな事もあり家族の絆が深まり

 1940年生まれの両親に 2000年の還暦祝いで旅行にでもと

 お金を貯めはじめるなんて事をしだした 

 そんな矢先に ちょっと調子が悪いと言って病院に行って帰ってきた母が

 おとうさんと一緒で 癌だってとつぶやいた

 ある意味 それは安心できた 何故なら 親父の時も同じだったからだ

 返した言葉は まあ、初期だから告知するんだから良い方に考えよう 

 そう俺は告げた

 ’98年の正月明け 母も親父と同じ様に お腹を切った

 手術が終わった後 医者から告げられたのは もって後半年ですね

 腫瘍は野球のボールくらいに育っていたと見せられらた

 それから半年 母は仕事と姉妹旅行にと積極的に過ごした

 

 暑い夏だった  いまでも夏が来ると思いだす 消毒液の匂い

 毎日、その匂いの中で夕飯にお弁当を食べて過ごした夏

 唐揚げと消毒液の匂い、、、

 

 2000年の11月 還暦祝いの旅行に行った 『かわいいひと』は写真になり一緒に行った

 弟の結婚式 妹の結婚式 綾花の運動会や大地の学芸会 それら全てに写真で出席している

 

 そう、盆踊りで撮った大空の写真 綾花を抱く貴女の横で微笑む綾花にそっくりでした

 今年の暑かった夏も もう終わります 

 あれから 9回の夏が終わりを告げようとしています

 あれから 9回の、、、

 

 ハワイ行きたかったね、、、 かわいいひと、、、

 


















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